一日何回歯を磨くのか

砂糖との出会い

甘いもの大好き!はやっぱりダメ。

砂糖との出会いが虫歯菌の活躍の場をつくります。

缶コーヒー、清涼飲料水に含まれている「砂糖」にも注意が必要です。

虫歯菌であるミュータンス菌がはにくっつくようになるには砂糖と出会いが必要です。 砂糖の摂取量が多いということは、ミュータンス菌がどんどんくっついていきバイオフィルムが増えていきます。

そして、一旦バイオフィルムができてくるとミュータンス菌はバイオフィルムの元となるネバネバ(グルカン)を 分解して、それを餌に乳酸を作り続けることができます。そこまでくると、今後砂糖が入ってこなくても 乳酸を餌にし、自給自足ができ虫歯を作り続けてしまいます。

他の多くの糖と砂糖が違うのは、このグルカンを作り出す働きと、バイオフィルムの中で乳酸を作り続ける 働きの両方を引き出す力を持っていることです。

虫歯を作る悪の二大巨頭が砂糖とミュータンス菌ですから、この二大巨頭がタッグを組まないようにしなければなりません。

対策として、砂糖の摂取量を減らすことです。糖分は多くの食品に含まれていますので、知らないうちに摂取してしまう ことが多いものです。

ですからせめて、明らかに砂糖が含まれているものを食べないようにするとか、食品に砂糖を入れたり振りかけたり するのをやめるよう努力をしましょう。

甘い物を食べていないつもりででも、缶コーヒーや清涼飲料水を飲んでいませんか?あなたが思っている以上に 多くの糖分が含まれています。スポーツドリンクにも糖分が含まれていることを忘れないでください。体に いと単純に考えている人が多いものです。