食べなければ生きていけない

バイオフィルムとは1

歯の大敵!バイオフィルムとは!?

身近なものでたとえますと、台所の三角コーナーや排水溝、お風呂場の排水溝についているヌルヌルが 実はバイオフィルムと呼ばれるものなのです。

バイオフィルムは細菌がくっついてできた膜のことです。

あのヌルヌル。掃除をした際に取るの大変ですよね。

想像してください。

あれが歯にくっついているんです。ゾッとしませんか?

バイオフィルムが問題視されるようになったのは、血管や尿管に入れる管、カテーテルと言いますが カテーテルなど人工機器が体内に入れられ人間の機能を補うものとして利用され始めた頃からです。

これからの人工機器が体内に入れられると、次第にその表面に細菌によって膜のようなものが作られ、 その膜に守られた環境で細菌が増殖してしまうことが起きてきていたのです。

バイオフィルムができてしまうと、構成物質などの薬も中に入れなくなり跳ね返されてしまい、内側に浸透できなくなります。 そうなると、細菌が理由で感染が起こり、尿管カテーテルのバイオフィルムに巣くった細菌の為に膀胱炎になるということも 起きています。

こうした理由から、バイオフィルムが注目されるようになりました。